債務整理の受任後は、借入れはもちろん、クレジットカードの利用もできなくなります。各支払いをクレジット払いにしている方には、受任後速やかに支払い方法の変更をお願いしています。
先日終了した個人再生事件で、事件終了間際に、債権者から新規の売り上げが上がったと連絡がありました。
クレジットカードは債権者へ返却しており、受任以降クレジット決済は一切していませんでした。各支払い方法もご本人に変更していただいていました。
新規の売り上げは、以前住んでいた家で契約していた年払いの放送受信料でした。現在はご両親とお住まいのためご本人の受信料の負担はなく、通帳に支払いの記録がなくても不審に思うことなく事件が進行していました。
最近はクレジットカード払いでのポイント還元が充実しているため、水道光熱費をはじめ、携帯電話代、保険掛金、コンタクトレンズの定額利用料金など、クレジット払いは多岐にわたります。クレジット払いで年払いのものとなると、あまりないとは思いますが、より丁寧に、少なくとも1年間は遡って利用履歴を調べる必要があると学びました。