引直し計算を見ていると感じるのですが、最近どの消費者金融も利息制限法の利率での貸し付けや、利息制限法以下の利率での貸付が増えてきたようです。

こうなってくると過払い金が発生するどころか、債務の減額すら思ったほど減らない状況も出てきております。
また、以前にご依頼頂いた方には、ご自身で「長期間の借入なので過払いが発生するはず」と仰ってご相談頂いたものの、お借入先がもともと利率の低い銀行系ばかりであったため、やはり過払い金発生どころか債務すら減りませんでした。

ただし、これが消費者金融の場合、数年の借入では債務が減らなくても、たとえば平成初期から借りているなど長年の借入の場合には、状況は変わってくると思います。
色々なご依頼者のお話を聞いていると「最近借りた」と思っている方も、それが実は新規借入ではなく継続のお借入れであることもあります。
自分の本当の最初の借入時期はいつだったのか、しっかり確認しておくことが大切だと思います。