忍び寄る「簡単」な借金の罠
近年、特に若い方々において、数ヶ月から１年未満の短期間で借入が膨らみ、破産に至るようなケースを目にします。成人年齢が引き下げられクレジットカードが１８歳から使用できるようになったこと、後払いサービス（BNPL: Buy Now Pay Later）やスマホ完結型の小口融資など、手軽に利用できる金融サービスが急増したことなども要因と思われます。
「審査が緩い」「すぐに使える」といった手軽さが、借金を重ねるスピードを速めている最大の原因です。ひとつひとつの借り入れは少額でも、複数の場所から借りるうちに「自分がいくら借りていて、利息はいくらか」という金銭感覚が麻痺し、気づいた時には自力での返済が困難な「多重債務」に陥ってしまいます。
重要なのは「ストップ」と「相談」
もし現在、毎月の返済に苦しんでいたり、新しい借金で古い借金を返すような自転車操業に陥っているなら、すぐに現状の借入をストップしてください。
「まだ大丈夫」「恥ずかしい」は解決を遅らせ、状況を悪化させてしまうことになります。複雑な気持ちもおありかと思いますが、一歩踏み出し、できるだけ早く専門家に相談することが重要です。
お困りの内容を、ぜひ当事務所までご相談ください。個々の状況に合わせた最適な解決策、経済的な再生の道を探るお手伝いをさせていただきます。
