私の消費者金融との取引は長いのですが、過払い金は発生しているでしょうか?

過払い金が発生するためには、まず、消費者金融に対する借入金が10万円以上100万円未満の場合で、18%以上の年利であることが必要です。これ以下の金利の場合は、過払い金が発生することはありません。

次に、取引の期間(借りたり返したり)が、最低でも7~8年くらいないと過払い金は発生しません。ただ、7~8年取引した場合に必ず過払い金が発生するということでもなく、借入と返済の仕方により決まってきます。たとえば、極端な例ですが、100万円を借りて、すぐに100万円と利息分を支払って完済し、また数ヵ月後に100万円を借りて、100万円を返済する、ということを繰り返している場合には、過払い金はなかなか発生しません。要は、変な言い方ですが、こつこつと毎月の支払いを7年間くらい続けていくと、いつの間にか過払い金が発生していることになる場合が多いようです。

なお、すでに、消費者金融にご自身で借金を返済して、取引が終了している場合(完済している場合)には、過払い金が発生することになります。