新型コロナ受け入れ病院が民事再生を開始しました

帝国データバンクによりますと、医療法人友愛会の松本病院(大阪市)が、大阪地方裁判所に民事再生を申請したというニュースが登場しました。

同病院は、内科、外科、脳神経外科、整形外科、循環器内科、心臓内科、形成外科等を完備し、また、昨今は、24時間体制で新型コロナウイルス患者を受け入れていた病院とのことで、医療体制にも懸念が生じます。

破産とは異なり、民事再生ということですが、要因の一つには、外来患者数の落ち込みによる人件費等の経費が増加したことがあるそうです。

病院のような極めて社会的に重要な法人の場合、民事再生という手続により生き残りを図ることになりますが、例えば、さいたま地方裁判所のデータを見ますと、法人に関する債務整理の内、大部分が破産を占めております。

民事再生はごくごく僅かであることからして、民事再生のハードルが極めて高いことが伺われます。

破産と民事再生との違い、可能性について疑問がある方も弊所にご相談いただけます。
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