破産手続きを行う際、浪費による借入れをしてしまうと、免責不許可、すなわち破産をすることができない、という結果が生じることがあります。破産の申立てをするにあたっては、ギャンブルや、リスクの高い投資などをどのくらいの頻度で行っていたかということを報告しなければなりません。この報告をお願いする際、正確な数字を覚えていないからわからないという方がいます。
しかし、正確な数字を覚えていないということこそ問題です。正確な数字を覚えていないということは、どの程度自らのお金を利用し、どの程度損をして得をしたのかということを明確に把握できていないということになります。それにもかかわらず、継続してリスクの高い投資やギャンブルに手を出していたということになりますと、わからないところでお金が無くなっていた、借金が増えていたということになりかねません。
破産など債務整理の手続きを行う際には、自分にまつわるお金の流れについては把握しなければなりません。
過去のことはつらく、現在からみることは難しいかもしれませんが、過去を見直すことでやり直しがきくこともあります。つらいと思っても、だれかに怒られるのではないかとの不安があっても、正直にお話ししていただくことで、助かる道があるのではないかと思います。