自己破産は、高額な財産がある場合などには、原則としてそれらを換価して債権者への配当などに充てられます。 家財道具や現金といった日々生活するのに必要な財産については、さいたま地方裁判所の運用によれば基本的に99万円の評価額・・・
「弁護士による借金解決コラム」の記事一覧(20 / 58ページ目)
破産手続開始決定による各種制限
破産手続開始決定を受けた場合、法令上資格制限がなされ、就くことのできない職業があります。 代表的なものとして、弁護士、司法書士、税理士、公認会計士、損害保険代理店、生命保険募集人、警備員、宅地建物取引士などがあります。 ・・・
破産手続きと制限される職業
破産手続きが開始されると、様々な資格制限・職業の制限が発生します。もっとも、裁判所から免責決定を受けて復権すれば、制限は外れます。 特に、多くの方に影響しうる職業の例を挙げますと、宅地建物取引士(旧宅地建物取引主任者)、・・・
新型コロナウイルス関連倒産
帝国データバンクの調査によると、2021年10月4日現在、新型コロナウイルス関連倒産は累計で2149件とのことです。 同日現在、感染者数は急速に減少傾向にあります。 今後、感染者の減少とともに経済活動は再開されていく可能・・・
配偶者名義の住宅に抵当権がついている場合の返済方法
ご自身の借入金について、配偶者が配偶者名義の住宅に抵当権を付けてくれたということがあります。 この際、ご自身が破産をするときに、ご自身で借入金を返済することは破産法によって許されませんので、借入金をご自身以外の人が返済を・・・