破産申立や個人再生申し立てをするとき、家計の作成が必要です。

毎日入るお金やお金。出るお金を自身で把握することは、再出発においてとても大事なきっかけになります。そう分かっていてもいざ作ろうと思うと、これはどうしたらよいのだろう?という疑問はあるかと思います。気になりそうな点をいくつかまとめてみました。

家計をつけるのは自分の分だけでいいの?

同居している人の収支はまとめて記載をするのが望ましいです。自分以外の支出をまとめるのは難しいかもしれません。が、同居をしていると中々切り離すことは難しいです。自身の収支だけで申立てても、裁判所に説明を求められたりするケースもありますので、最初からつけておいた方が良いです。

金額はどこまで正確に書くの?

1円単位で全て記載します。基本的に、いただいた家計は通帳や公共料金の領収書と突き合わせて確認しています。家計に記載してあるけど資料がない、通帳に記載があるのに家計に反映されていないなど小さな見落としをしやすいので、気を付けなくてはいけません。ある程度出金口座はまとめておいたり、支出入があったらその日のうちにメモしておくなどすると、家計作成のハードルが下がります。