
【個人再生】
目的> 債務(借金)の圧縮と返済計画の立て直しを図ること。
特徴>・住宅ローンを除く多くの借金について減額される。
・裁判所の認可を受けて、一定の返済計画を立てて返済を続ける。
・破産と比べて財産の処分が少なく、一定の財産を保持できる。
・債務者の生活再建を重視した制度。
結果> 原則3年程度の返済計画を完了すれば、残債務が免除される。
【自己破産】
目的> 全ての債務を免除して、経済的に再出発できるようにすること。
特徴>・財産は原則として換価(お金に換える)され、債権者に配当される。
・破産手続き開始決定後、一定の資格制限や信用制限がかかる(信用取引やクレジットカードの利用制限)。
結果> 裁判所から免責が認められれば、ほぼ全ての債務が免除される。