夫が再生、妻が破産し、マンションを守った例


【依頼内容】
Aさんは10年前から転職を繰り返しており、次の職につくまでに半年から一年ほどかかってしまったため、Aさんの無職の間、生活費、教育費、住宅ローンの返済ができず、借入をしては返済するようになりました。    
妻も借入しており、妻の借金は300万円にもなってしまいました。           
何とか家を守りたいと夫婦で弁護士に相談することに決め、小規模個人再生手続を希望されました。 
転職を繰り返していることについては、もう転職を繰り返すようなことはしないとのことでした。


【負債状況】
・住宅ローン2社 残2400万円
・再生債権者数3社・引き直し残高286万円


【収入・資産状況】
・収入:月給24万円
・資産:50万円
 現金、預貯金、保険3口(解約返戻金10万円)
 マンション(ローン付・オーバーローン価値0円)


【手続きの方針、結果】
マンションはどうしても手放したくない、という希望だったので、個人再生で受任しました。
家計の状況の聞き取りから、妻の分も再生申立できるほどの余剰はなかったため、妻は破産申立で受任することになりました。
弁護士費用は2人分を分割して支払してもらいました。

マンションについて、評価額を不動産業者から見積書をとってもらい確認したところ、評価額と残ローンが上回っているオーバーローンということで、価値0円と判断しました。
さいたま地方裁判所に再生申立をしました。同時に妻は破産申立をしました。
Aさんの妻は破産申立し、免責決定が認められ、Aさんも確定債権額286万円で、100万円に圧縮され、再生計画認可決定を得ることができました。