自宅と投資用マンションのローン返済に困り、個人再生を申立てた例


【依頼内容】
バブルが落ち着いた平成8年頃、自宅マンションと地方に資産活用のためのマンションを購入され、数年前までは、順調に返済されていました。しかし、バブル崩壊後の不況がジワジワ押し寄せ、収入や賞与が、ローンを組んだ当初の見込み通りアップせず、住宅ローンの返済と2人のお子様の教育費に窮し、10社以上から借入を繰り返すことになったそうです。

住宅ローン3000万円以上、その他約900万円以上の債務を抱えておられましたが、自宅マンションは是非とも維持したいとのご希望でした。


【負債状況】
住宅ローン3000万円以上
その他 900万円以上


【手続きの方針、結果】
地方のマンションを売却してから、再生の申立をしました。地方のマンションは、売却代金を住宅ローンに充てても、債務が残りました。
再生手続中に確定した債権額は下記のとおりです。

信販系2社 50万円 サラ金系4社 200万円
公的機関 150万円 銀行系 500万円
銀行系保証会社2社 80万円
売却したマンションの債務残100万円
住宅ローン3000万円

再生手続による返済計画案は、住宅ローン以外の債務額(約1080万円)は20%にまで圧縮され、約216万円の再生債務を5年間(原則3年最長5年まで)で返済することになりました。

現在、奥様はパート勤務を継続され、高校3年のお子様はアルバイトをして、大学入学金はご自分で準備されることになりました。家族が協力し合って、住宅ローンの返済と月々約3万6000円を再生債権者に返済され(実際は3ヶ月ごとに3か月分の返済です)、生活の立て直しをされています。5年後は、自宅マンションのローンのみの支払となり、2人のお子様達もそれぞれ独立されているでしょう。