カードローンについて

いわゆる消費者金融・サラ金については、総量規制といって、
借入れを可能とする総額が決められています。

この総量規制は、原則として、年収の3分の1までとされています。
しかし、銀行からの借り入れや、銀行のいわゆるカードローンは
この対象になっていません。

ところで、銀行カードローンの利率(借りている側からみた場合は「金利」・「利息」)は、
何%でしょうか。

ホームページを見てみると、借入れ額に応じて、2%程度から
14%程度としているところが多いようです。

他方、私たちが預貯金する時の金利は、メガバンクの多くの銀行で、
定期で0.01%程度、普通で0.001%程度のようです。

カードローンの金利は、安くても、定期預金の200倍、
普通預金の2000倍となっていることがわかります。

かつてのサラ金のような異常な高率ではないものの、
カードローンの金利がとても高いことがわかります。

このようなとても高い金利のカードローンを借り続けて、
はたして返済することは可能なのでしょうか。

勿論、本当に一時的に借入れをするという方もいることと思いますので、
全ての方が返済不能ということはないと思われます。

ですが、他のカードローンから借り入れなければ返せない、
支出を削らないと返せない、という方については、返済は難しいのではないでしょうか。

そのようなときに、更にカードローンで借入れをして当座の返済資金をねん出しても、
いずれ、その返済日はやってきます。

根本的な解決をするためには、新たに借入れをするのではなく、
個人再生や破産手続を検討する必要があるのではないかと思います。

サラ金でお悩みの方・カードローンでお悩みの方で、
根本的な解決をお考えの方、経済的再生をお考えの方は、
ぜひ、個人再生・自己破産で実績のある当事務所にご相談ください。

皆さまの経済的再生のお力になれるようご相談にのって参ります。