会社が破産する場合、残価設定型ローンで購入した自動車はどうなりますか。

残価設定型ローンとは、自動車購入時に自動車価格からローン終了時の残価設定価格(ローン終了時点での当該自動車の売却価格を予想したもの)を差し引いた金額を、分割払いしていくローンです。

このローンを組んでいた場合は完済後、①別の自動車に買い替える、②自動車を返還する、③残価の支払いをして自動車を買い取る、という選択肢があります。
しかし、残価設定型ローンの場合、残債務額の他にさらに残価を支払って、初めて自動車の買い取りができるわけですから、会社が破産している以上、②の自動車を返還するということになります。